天国宙路

佐古 透

本作は同人誌です。本文308ページ。

宇宙旅行に参加した国久(くにひさ)。
国久はこの旅を最後に、自ら命を絶つつもりだった。

そんな矢先、出発ロビーでかつての教え子・天谷(あまがい)と再会する。
思いがけない再会に戸惑う国久をよそに、天谷は笑顔でコーヒーを差し出す。
しかし、そのコーヒーには睡眠薬が仕込まれていた。

目を覚ますと、国久は天谷に襲われていた。
最悪の再会となってしまった国久は必死に逃げ出そうとするが、
そこはすでに宇宙の彼方。逃げ場はどこにもない。

途方に暮れる中、突然、船体を激しい揺れが襲う。
共用ロビーへ駆けつけると、そこには8人の宇宙旅行参加者たちの姿が――。
この旅が、ただの観光ではないことを、国久はまだ知らなかった。


注意事項
登場人物が死ぬ描写、殺人描写、無理矢理等の表現があります。

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